先日、合気道の先生の講演に行ってきました。
と言っても、合気道を習いに行った訳ではなく、大きな企業の会長職の方で、ビジネスのお話しを聞きに行ったのですが、その中でとても面白い話しがあったので記事にします。

その日は管理職向けの講演でした。
私自身も管理職向けの研修を行っているので、参考になればと思い参加していましたが、その講演後の質疑応答の時間に参加者からこんな質問を投げかけたときのお話しです。

『合気道をされていると聞きましたが、合気道の心得においてビジネスに繋がる教えはありますか?』

先生は『今日は難しい質問が多いですね』と笑顔でお答えされてました。

『たくさんありますが、その中で一つだけお話しさせていただきます。
最初に誤解の無いようにお伝えしますが、私は合気道以外に空手もしているので、他の格闘技を否定するわけではありません。
合気道に限っていうと【構えない】ということです。
自分が構えると相手も構えます。
攻撃が来ると分かっていて構えている相手には、まともに攻撃は決まりません。
それはビジネスにおいても同じで、構えている相手には、大切なメッセージを伝えようとしてもガードされるんです。
まず自分も構えず、相手が懐に入っても良いと思ってもらうことが大切です。
すると、こちらの話しも相手にすーっと入るんです。

ビジネスにおける構えないコミュニケーションの場、それは【飲みニケーション】です。

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おお!素晴らしい!
最近の若い世代は飲みニケーションを嫌う傾向にありますが、それは上司の話しがつまらないから。また上司が部下のことを思っていないからだと私は思います。

その人の成長を願い、日頃から気をかけてあげていれば【飲みニケーション】は非常に有効だと私も思います。

私の会社では、幹部が部下を飲みに連れて行く費用は会社で持ちます。
もちろん、いつも部下を思ってコミュニケーションを取っているのを知っているからというのもあります。

最近の若者は…
と愚痴る前に自分自身の日頃の行いを見直すことも大切です。
今回は、飲みニケーションとはどのようなコミュニケーションスキルなのか、理屈としてとても分かりやすいお話だったので、このブログの読者さんにも参考になれば嬉しいです。
 
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